朝市変貌計画 第15弾!
朝市会場に転がっている小石を利用して
石絵(ステーンペインティング)活動やろっかなあ・・
僕は石です。なにも好き好んでここにいるわけではありません。山の中で静かに暮らしていたのにある大雨の日に雨水に押し流され川を下りここまで来てしまいました。

そして、1年前までは流れ着いたこの広場でだれに会うわけでもなくひっそりとたたずんでおりました。

ところが平成15年の4月「かつぬま朝市」と称するやつらがドカドカやってきて市を始めました。「ちょっと楽しそうだなあ」と思っていたのに僕たちは品物を運搬する車にふんずけられ、邪魔だといわれて投げ飛ばされるようになりました。




この前なんか朝市会の人が草刈機という大きなエンジンの音のする刃物で周りの雑草とともにで僕を切り裂いていきました。

僕だって必死です。鉄の刃物には負けたくありません。噴火でマグマとともにこの世に飛び出してきた熱い思いを胸に・・。火に解ける鉄の刃物に負けるわけに行きません。ぼくの体の一部が欠けてしまおうとも必死に草刈機と戦いました。僕はここに居つづけるんだ!

そして6月の朝市の時、ついに朝市の会長さんの号令で僕を含めた仲間達はどんどん拾いあげられ広場の端っこに捨てられてしまいました。

なんてひどいことをするんだろう・・・。御影石グループの石尾さんと一緒に猛然と抗議をしました。

思わぬ抗議にハタと気がついたかつぬま朝市会長。

「そういえば風が強い中あなた方はかつぬま朝市の縁の下の力持ちとして頑張ってくれていた。紙が飛ばないように紙押さえとして、時にはテントが飛ばないように縛り付けられ、机が水平にならなければ机の脚の下に置かれたり・・・どうですかこれからはかつぬま朝市のお仲間として一緒に手を携え頑張りませんか」?

というわけで“石絵”活動開始!

さっそく小澤氏と朝市会場周辺の石っころを拾ってきました。
ゲットした石を お隣の日川で 清めて
こんなお化粧して こんな所や こんな所で
紙押さえや ペットとして 大きく育ててもいいかも

朝市会場で石絵(ストーンペインティング)やる方向で話がすすんでおります