勝沼では昔はどこの家でもぶどう棚の下にこんにゃく芋をつくっていた。
そして、ぶどうの季節が終わるとこんにゃく作りに精を出したそうです。
今では農作物が機械化されたので棚下のこんにゃくもめっきり少なくなってしまいました。
それでもこんにゃくづくりの伝統は受け継がれていて我が家のこんにゃくを手づくりしている家も多くあります。
私たち菱山地区の6人の母ちゃんでつくる「あいあいクラブ」では
この昔ながらの手づくりこんにゃくをつくってかつぬま朝市で販売しています。
そして、こんにゃくづくりを通して、仲間づくり、地域づくりをしています。
私たちのつくるこんにゃくは真っ白で、ある形をしています。
この形とやさしい手触りはなんともいえない懐かしさと郷愁を想い出させてくれる不思議なこんにゃくです。
時間をかけてしっかりゆでてありますので、そのままお刺身こんにゃくとして抜群です。
手づくりこんにゃくを使ったメニューを紹介
●お刺身こんにゃくとして
甘味噌、からしポン酢、わさびしょうゆなど、タレを変えて食べると楽しいです。
これがほんとに「甲州ワイン」と相性がピッタリです。
●煮ても良し
こんにゃくにホタテ(小さいものでOK)マイタケをいれて出汁、醤油、みりんと砂糖少々で煮てください。
ご飯のおかずはもちろん、酒の肴、お茶うけにもとてもおいしいです。
●その他
定番のおでん、甘味噌をのせた田楽など、たくさんのお料理に合います。
やわらかいけど歯ごたえのあるしこしここんにゃく。かつぬま朝市の目玉商品です。 |