かつぬま朝市ワインセミナーレポート by篠原
第19回ワインセミナー 20080803




講師 大山ソムリエ
プロデュサー 篠原ワインエキスパート
ゲスト 幾山洋酒 社長 土屋氏
     ワインツーリズム代表 笹本氏

●参加者
横浜市2名
大月市1名
甲府市2名
栃木県1名
所沢市2名
名古屋市4名
杉並区2名
山梨市1名

●ワインリスト
1、キザンスパークリングトラディショナブリュット 幾山洋酒工業(株)
2、アルガーノモンテ(べりーa) 勝沼醸造
3、ワインを楽しみ会  甲州一升瓶 新巻葡萄酒(株)



●料理
1、桃
2、桃のスープ
3、桃のシャーベット
4、とろこんにゃく
5、カリフラワーのピクルス
6、トマト
7、クラッカー


●セミナー
1、甲州ぶどうのお話
2、甲州ワインのお話
3、スパークリングワインについて
4、マスカットベリーaについて


アツイアツーイ。とにかく暑い朝市でした。顔から塩が噴出したくらい。この日の最高気温は35.9度。

こんな時は冷たいワインが飲みたいというわけで、しっかり冷やしたスパークリングワインをご用意しました。そして試食のお料理は地元の旬の果物桃を使った3品、まさに「桃三昧」です。今回も朝市会の小澤さんのちの桃をいただきました。小澤さんありがとう。

本日の参加者は予約の方だけで12名あり当日申込みを含め16名で超満杯。こちらもアツーイ。
名古屋から来られたSさん。


以前このワインセミナーに参加されてすっかり勝沼ワインが気に入ってしまい。今年5月に結婚式を挙げたときの引き出物に勝沼のワインを使用されたとか。今回はもちろん新婚さんのお2人とご両親までご一緒に参加されました。参加者一同でお祝いの乾杯をしました。
また横浜からいらしたFさん、7月発売のOZマガジンに掲載された記事を見てやって来てくれました。それから甲府のパスタ店「楽」のワイン仲間のお2人と今日はワインと桃の両方を思いっきり堪能しようとやってきた3人。菱山ユースホステルのご主人に案内されて滑り込みセーフで参加されたお2人などなど。このワインセミナーを目指してやっと来られた方ばかりなので、とうとう「満席です」とお断り出来なくて・・・・この厚いのに片寄せあって席についていただきました。更にサプライズありです。

本日のスパークリングワインの造り手、幾山洋酒工業の土屋社長が来られて、そのワインを飲みながら直接話を聞くことが出来ました。一同大感激です。

又、さらにさらにワインツーリズム山梨の笹本代表が来られて11月8日に勝沼で行われる「ワインツーリズムイン2008イン勝沼」などのお話しを聞くことが出来ました。ワイン好きにとってはたまらないお2人の出現で皆さん大興奮。


甲州ワイン伝道師の大山ソムリエのお話にも当然熱が入ってアツーイ。しっかりとスパークリングワインの造り方を伝授しました。本日のキザンスパークリングトラディショナルブリュットは県産100%のシャンパン製法で造られた辛口のスパークリングワインです。このワインと勝沼の旬の果実「桃」を合わせてみようというが今回の試みです。



まず

1、(食前酒として)固い生の桃をサイコロに切り上品な桃の酸味と甘味がワインの酸を引き立て胃に刺激を与えてくれます。
2、(食中酒として)冷たい桃のスープ。一見桃のジュースと思いきや、甘さを抑えた桃のスープです。スープの涼やかでクリーミーな味わいと甲州種スパークリングの果実味がマッチしてより爽やかに。
3、食後酒として桃のシャーベットと
スパークリングワインの中に角切りの桃のシャーベットを入れてカクテルに。堅苦しいことを言わないでこんな飲み方もしてみましょう。きっとこれがきっかけで楽しい会話が弾みますよ。
あっという間に2本のスパークリングボトルが空になりました。引き続き大山ソムリエのベリーa種の説明に合わせ、勝沼醸造のモンテ(マスカットべりーa)を試飲。目の前でソムリエの説明を聞きながらワインを味わえるのがこのセミナーの素晴らしい所です。最後の〆は甲州種の一升瓶ワイン。全てのボトルが空っぽになってお開きになりました。
酷暑の中で遠方からこのワインセミナーを目指してやってきて下さった皆さんがとびっきりの笑顔で「楽しかった」と言って下さるのが本当にうれしい。
帰り際に横浜のfさん「予想していたよりずっと楽しかった。帰ったら大勢に友達にこのセミナーのことを紹介したいとおっしゃっていました。さて次回は何にしようかな。


 篠原