かつぬま朝市ワインセミナーレポート



第20回20080907



ワイン
1、アルガーノ ボシケ2006甲州 勝沼醸造(株)
2、アルガーノ モンテ2005ベリーa 勝沼醸造(株)
3、ロリアン 甲州シュールリー樽熟成2006 2nd 白百合醸造(株)
4、ワインを楽しむ会 甲州一升瓶 新巻葡萄酒(株)

料理
1、ぶどう(ピオーネ)
2、ぶどうのヨーグルト
3、とろこんにゃく
4、カリフラワーのピクルス
5、トマト
6、いかくんマリネ
7、クラッカー

セミナー
1、甲州ぶどうのお話し
2、甲州ワインのお話し
3、ティスティングの方法
4、樽によるワインの味の違い

今朝は曇っていた空もかつぬま朝市らしい晴天となりました。当ワインセミナーも20回目となり、皆様のお陰で何とかここまで来ることが出来ました。少しずつですが、このセミナーを目指して来られる方が増えました。今回もすでに14名の予約となった上、当日の申込者が次々と訪れてくださり、本当にうれしい限りです。しかし参加人数が当日でないとわからないため、準備したワインに様子を伺いながら最大限18名に席についていただきました。そして数名の方々には泣く泣く次回以降のご参加をお願いしたところです。
ところがある1人の女性は「たとえワインが飲めなくてもせめてお話しだけでも聞きたい」と言われるので、皆さんの席の後ろに用意をし座っていただきました。
大山ソムリエのお話に続き、今回もゲストの方が駆けつけてくださいました。勝沼醸造の平山さんです。ワイナリーの方の出現に皆さん大感激です。平山さんの甲州種のワイン造りにかける熱意がストレートに伝わってくる素晴らしいお話でした。
私たちワイン愛好家もこの甲州種が日本固有の品種であることを

飲み手としてワインの成長を見守りながら共にワイン造りに参加しているという意識を持って行きたいと感じました。

いよいよテイスティングに入りワインが全員に渡ったところでふとボトルを見ると、まだ少しワインが残っています。先ほどの女性の方は?と見ると、一生懸命メモをとっていましたので、「皆さんが残してくださったので一緒にいかがですか?」と声を掛けると本当にうれしそうに仲間に入られました。私もやっと胸のつかえがとれた思いでした。

毎日ワインを身近に感じながら飲んでいただくために簡単なおつまみを紹介していますが、今回のテーマは旬の果実の「ぶどう」です。皮をむいたピオーネ5〜6粒にプレーンヨーグルトとぶどうジャムを添えて召し上がるとワインの途中の一休みに、又デザートとしても最適です。