かつぬま朝市ワインセミナーレポート by篠原

第25回ワインセミナー 20090705




参加者
県外 7名
山梨市 1名
甲府市 1名

講師
篠原ワインエキスパート

ゲスト
麻屋葡萄酒(株) 雨宮専務

ワイン
1、勝沼甲州シュールリー2008 麻屋葡萄酒(株)
2、麻屋ルージュ(べりーA)2007 麻屋葡萄酒(株)
3、古酒甲州匠 1978
4、アルガーノ ボシケ 2006 勝沼醸造(株)

セミナーの内容
1、甲州ぶどうのお話
2、甲州ワインのお話
3、ワインティスティング
4、麻屋葡萄酒さん紹介

料理
1、地元の旬の野菜サラダ(サニーレタス、イタリアンパセリ、水菜など)
2、ルバーブを使ったデザート
3、カリフラワーのピクルス
4、こんにゃく+甘みそ
5、桃
6、パンとチーズ

梅雨と言うのになぜか朝市の日だけはお天気。早朝我が家の野菜を収穫し、本日のメニューのサラダにと箱から入れて、いざ朝市へと思った矢先、大山ソムリエから電話。「体調が悪くて起きられませーん」
「エーッ」さあ大変。「まかせてください」とは言ったものの・・・・。
大山ソムリエはお仕事が忙しくダウンの様子。

いつもかなり無理をしてボランティアで来てくれていたのですね、本当に感謝しています。麻屋さんがゲストなのに残念だなあと思いながらも必死で準備。朝市会長の高安さんが見かねて助っ人にTさんを頼んでくださったのでおお助かり。おかげで定刻にスタートできました。

前半は私のおしゃべりとティスティングの方法の説明。


後半はゲストの麻屋葡萄酒(株)雨宮専務のお話です。麻屋さん一押しの「甲州シュールリー」と「麻屋ルージュ」を味わいながら、新進気鋭の醸造家のワインにかける思いやチャレンジ精神、又、ラベルやコルクの話などもとても興味深いものでした。


又参加者を驚かせたのは、持参してくれた「古酒甲州匠」の一升瓶で雨宮氏の祖父が仕込んだ31年物のワイン。琥珀色のワインがグラスに注がれると、一同からワーッという歓声が。華やかな香りと優しい味わいで31年ものといってもフレッシュささえ感じられるこのワインは、甲州の持つ真の力強さを見せつけてくれました。


やっぱり肉じゃがと一緒に味わいたいですね。
今回のお料理のメインはルバーブというフキに似た野菜と桃。かつぬま朝市出店者「花えんぴつ」さん提供のこのルバーブはトロピカルな香りと酸がしっかりしていてジャムに最適。生ルバーブの砂糖漬けとともにヨーグルトのトッピングにしました。

又、朝市会小澤氏提供の桃も皆さんにとって初物で大好評でした。20代の若者から私と同年代のシニア世代の方まで皆さんニコニコ顔。特に以前参加されて、もう一度あの楽しさを味わいたいとお母様と一緒に参加されたFさん。そのお母様の楽しそうな笑顔がとても印象的なセミナーでした。