かつぬま朝市ワインセミナーレポート by篠原
参加者  県外11名  県内3名
講師  大山ソムリエ



アシスタント 篠原ワインエキスパート

ゲスト まるき葡萄酒(株)もっちさん



ワインリスト
1、アルガーノボシケ 2006 (甲州) 勝沼醸造(株)
2 デラウエアーにごり 2009 まるき葡萄酒(株)
3 勝沼新鮮組(甲州)一升瓶     〃 
4 勝沼新鮮組(ベリーA)      〃   

料理
1、スモークたくあん+野菜の味噌漬け
2 、カリフラワーのピクルス
3 、お刺身コンニャク+甘味噌
4 、ヨーグルト+ぶどうジャムのデザート
5 、パン
6 、ぶどう(デラウエアー、ピオーネ)



セミナーの内容
1、甲州ぶどうのお話
2、甲州種ワインのお話
3、ワインテイスティング
4、まるき葡萄酒(株)もっちさんの紹介   

抜けるような青空。かつぬま朝市日和。こんな日は気持までワクワクします。

そして今回も予約がいっぱい。大山ソムリエも特に大張り切り。(何か良い事がありそうな予感”)ゼスチャーとユーモアたっぷりで皆さんの笑いを誘います。 それもそのはず、目の前でTBSテレビのカメラが回っていました。旅番組の中にこのワインセミナーの様子を入れたいとの事でした。

続いてゲストの「もっち」さんのお話です。もっちさんは、「話したい事がいっぱいあるんです。」と前置きして、ワインの醸造法、ワインの楽しみ方、ワインの温度、お料理との組み合わせ方、などなど、沢山のお話をしてくださいました。


本日のワインの説明は次のとおりです。



「デラウエアーにごり」
デラウエアー種のワインの醗酵を途中で止め(甘口になる)ワインの中の旨み成分が下に溜らないでワインの中に均等に溶け込むような醸造法で造られた非常にフレッシュなワイン。淡いピンク色からも感じられる桃の香りがとっても華やかで、参加者の一番人気でした。                   

「勝沼新鮮組 甲州一升瓶」
なんとなんともっちさんはこのワインを大中小3本のペットボトルに入れて持参してくれました。1800ミリリットルのワインはT回で飲みきれない場合には、この様に残量に合わせてそれぞれの大きさのペットボトルに入れて保存すれば酸化しにくいそうです。 ナルホドと皆さんうなづいていました。     

「勝沼新鮮組 ベリーA」                         
このワインはしっかり冷やしておいてくださいとの注文でしたので、一晩冷蔵庫で冷やしたものを出しました。ベリーA独特のマスカットの香り(日本人の好きな香りですが)を少し落ち着かせて味わうには9度〜10度位に冷やして飲むと良いそうです。朝冷蔵庫に入れておくと夜ちょうど適温だそうです。このベリーAには、お魚の照り焼きや焼き鳥などがおすすめで、又、まるきさん特製のスモークたくあんにもぴったりでした。それから、私が漬け込んだ大根、人参、かぼちゃ、セロリの味噌漬けとも気が合うようです。
          
もっちさんの楽しいお話にすっかり引き込まれて、もっともっと聞いていたいそんなワインセミナーでした。