世界で一番フレッシュな100%ブドウジュース
誕生秘話(その4)
(搾り出す穴にぶどうが詰まる・・)なんてこった、一難さってまた一難・・・。もういまさら引ない強行するぞ!

朝市会にはお金がないので小澤氏と私が身銭をきってあと2つハンドジューサーを購入。合計3台ゲット。

1台が搾っている間にもう1台はお客さんに見えないように後ろを向いて水洗い、そしてもう1台にはぶどうを入れて次に搾る準備を。

究極の流れ作業体制を組んだがジュースを面倒見られるのは2人だけ。じゃだれが洗うんだ・・。

こうゆうことを考えると昔は気になって仕方がなくなったのだが40も過ぎると「どうにかなるだろう・・・」と夜も熟睡。

でもいざ朝市が近づくとやはり心配になり、現場搾りが間に合わないときのために、前日にぶどうを煮込んでジュースを作ることにした。

朝市前日夕方6時から10時までかかって10kgほどのピオーネをペットボトル3本分のぶどうジュースに変身させた。なべを3つ使い自宅の台所でのジュースづくり。

着ていたTシャツがすっかりぶどう色になった。しかし苦労だけじゃなかった!

煮込んだぶどうをこす時につかった荒目の水切りネットを試しにハンドジューサーの中敷いてみるとぶどうが搾り出す穴にあまり詰まらない!

大発見だ。うれしさの余り水切りネットを頭からかぶって1人で喜んだ。

緊急用のジュースは完成。手絞り用水切りネット準備完了。かくして朝市に乗り込む体制は整った。

平成15年9月
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