酒まんじゅうで泥酔(ボツ出品)
とある塩山の行きつけの床屋さんからの紹介で笹子峠を越えたあたりにある酒造やさんの直売場においてある酒まんじゅうの試食に小澤氏と出かけた。さっそく試食(というか普通に購入して外のベンチで仲良く食べた)

あんこの中心に何か白いものが「えっまさか?異物?」ではなくて麹だった。どちらかというとアルコール好きの私は粒入りぶどうジュースのようなお得な気分で2つをたいらげた。けっこういける。

ふとみるとまんじゅうを半分ほど口にした小澤氏の様子がおかしい。「お茶でも飲むじゃん」と自動販売機を通り越して、そのとなりでゴーヤ茶の店を出していたお兄さんにすり寄って小さい試飲カップになみなみとお茶をもらってきた。

一気にゴーヤ茶を飲み干した小澤氏はまんじゅうを袋に戻すと「酔っちゃった」顔が赤らみ目が血走って、まるで前晩の私のよう。

床屋さんのせっかくの紹介だったが小澤氏の「出品はやめよう」の一言に逆らえない私だった。そして、車を出した小澤氏はどうやって家までたどり着いたか定かではなかったという。くわばらくわばら。


平成12年6月
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