筋交いOK!
7月の朝市でこわれたテント、さっそく取替え部材を注文、10日ほどで配達されてきた。まだ3週間ほどあるので8月の朝市が近づいたら直せばいいや。と、放っておいた。

8月の朝市が1週間後にせまった週末、ご近所が集まって我が家の庭でバーベキュー大会をすることになり、ちょうどいいので、テントの修理はそのとき皆の手を借りてやることにした。

暑い日だったのでテントは必需。立てながら修理をしようとしたらナント壊れていなかった反対側の部材も壊れていた。注文した部材は取替え、反対側はどうにか応急処置をして組み上げた。

待てよ。なんで壊れているんだ?マリックさんとかユリ・ゲラーは朝市には来ていないし・・。

もしかしたら・・・ということでもう一つのテントも確認してみた。案の定もう一つのテントも同じところが壊れている。

わかった!たたむ時に筋交いを外さずにたたんだんだ。どうしても忙しく片付けをするので慣れない人がやると筋交いを取り外さずにたたんで壊れる。

原因は突き止めたが問題はあと1週間で取替え部材は間に合うのか?

もし間に合わなければ・・・この真夏に炎天下で店を出せば皆ひっくり返ってしまう。購入先に無理をいって朝市の前日の土曜日の午前中着で発送してくれることになった。

その土曜日の午後、気になって仕事先から家に到着の確認の連絡を入れたがまだ来ていないと言う。

宅配の会社に至急連絡をとると、我が家が不在だったという。たまたま家族が少しだけ留守をした時に来たらしい。

結局到着したのは夜の9時だった。朝市の当日はめちゃ忙しくってやってられないので。さっそく小澤氏を呼んで取替えにかかった。暗い中の作業だったので1時間ほどかかってしまった。

そして、それからはテントをたたむときは、テントを取り囲み「筋交い取り外し開始!」「確認OK!」と掛け声が聞こえるようになった。

消防団を経験していない私にとって、それは18歳の春、教習車のなかでの「シートベルトよし!左確認よし!」以来のご発声になる。


平成12年7月
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