2011年3 月22日 (火)


◎ 第206回:2011年3月22日(火)放送分
→震災の影響で放映はありませんでした。。



第206回:『かつぬまの朝市が、地域振興の中心となると同時に、故郷の風物詩となるよう続けていきたい』


今回の甲州人:高安 一さん   
かつぬま朝市会 代表



毎月第1日曜日に開催される「かつぬま朝市」。地元で取れる新鮮な野菜や果物を地域住民に供給していく中で農家と地域住民の交流が生まれ、農業高齢者の方々には野菜作りと直接販売を通しての生き甲斐づくりの場として活用していただきたいとの思いから始まりました。




農作物にとどまらず、バンド演奏、マッサージ、ワインセミナーなど趣向を凝らしたさまざまな出店が見られ、個性豊かな朝市として地域住民に愛されています。誰でも気軽に参加できる「かつぬま朝市」は、新たな事業を始める際のプロモーションの場としても活用され起業家支援という地域振興の一役も担っています。かつぬま朝市がこの地に定着し、故郷の風物詩としていつまでも続くことを目標に活動しています。





僕と賛同してくれた仲間3名でお金を出し合ってテントを一つ買って、近所の農家の野菜を販売、あるいはメンバーの中にトマトを作っている人がいるので、それを売り始めたが最初です。



地元の野菜が地元の中で売れていく姿を理想としていました。最初は、もっと店も人も多くきてもらいたい、朝市はこういうものだというスタイルを自分達で作っていました。でもある時そうじゃなくて、市をみんなが集まるコミュニティの場にしようじゃないかと思った瞬間から気持ちが楽になって出店者数も増えてきました。




今はフットパスやワインセミナーなど朝市が軸とある中でいろいろな可能性が出てきています。これをもし生業として継続的にやるとなると、収入も得なければならないし、みんな物も売らなければならないし、肩に力が入るんですけれど、月1回3時間を楽しい待ち遠しい時間になるように運営しています。




勝沼のブランドとしてブドウとワインを育んできた土壌や歴史があり、現在もワイナリーやブドウで観光客も来ます。まだいろいろなことをやれる人がいると思います。そういった人達がこの場を作ることによって、どんどん人が集まってくる。勝沼はそういった人間性と風土を持ち合わせているのかなと思います。



地域が楽しいと、地域で仕事から帰って来てお父さんも日曜日にこんな楽しみがあるという一つに朝市がなってもらいたい。介護や子育てしているお母さん達、高齢者の方達が、自分達がやってきて何かできることを見せる場があると元気になれる、そういう場であってほしい。



今朝市に来ている子供達が大きくなって結婚したり、勝沼を出て行った時、かつぬま朝市の様子をテレビなどで見て、「子供の頃、ここに行って何買ったんだよ」という話がもし聞けたら、その人達が勝沼を誇りに思って、戻って来て、朝市に参加してくれたら、心のふるさとみたいになったら、うれしいですね。