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本来ならぶどう祭りで雄大な姿を夜空に浮かび上がらせる鳥居焼き
残念ながら降り止まぬ雨のためその姿を拝むことができなかった
このまま中止になるのか・・・
さすが勝沼町!町民ボランティアの力を借りて点火しよう!というのだ
「暗いと不平をいうよりもすすんであかりをつけましょう・・・」
ということで四季の里の戦友の竹ちゃんと鳥居焼きに火をともしてきました
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鳥居焼き護摩木積み |
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ぶどう祭りが開催される数週間前、有志として鳥居焼きの護摩木積みにも参加。
心を込めて護摩木を積んできました(200409) |
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ぶどう祭り当日 |
ところがぶどう祭り、こーんな土砂降りでパレードをはじめ鳥居焼きまで中止に |
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どーする鳥居焼き・・ |
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さすが勝沼町、本来なら中学生の聖火隊が火をつけるところだけど、スケジュールが合わないので、町民から有志を募集した |
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鳥居焼き実施決定
10月15日、この日はもともと鳥居焼きが行われていた日 |
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四季の里の竹ちゃんと参加の意思表明
炭鉱夫ばりのヘッドギアライトは山登りが大好きな竹ちゃんが持ってきてくれた |
10月15日(金)仕事を思いっきり切り上げて6時過ぎに鳥居平へ
もうすでに大善寺からの護摩の火が消防団の手によって運ばれていた
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列に並ぶと役場のn村さんも同級生たちと並んでいた
このお方も並々ならぬお祭り野郎だ |
いよいよ護摩の火を分火だ |
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私と竹ちゃんの松明にも火がともった
私の鉢巻&ヘッドギアライトを見てある人、八つ墓村だなんて失礼な・・ |
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さあ全ての松明に火がともった。ここで町長の挨拶
catvでのあのダミ声はちょっといただけないけど、こういうときはドスが聞いててス・テ・キ |
これだけの火がともると暖かいなあ |
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この松明の頭の節には燃料が詰まっているという・・だから長時間燃え続けているのか・・・ |
消防団の軍隊のような号令のもと隊列は山に入った |
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急な勾配を一列に並んで登っていく。途中、お茶目な気持ちが働いて山肌に一足早めの点火・・・なんてやったら大ヒンシュクだろうなあ・・・ |
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やっと鳥居の足元にたどり着いた |
足元にご注意しながら急な山肌を登る |
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どうやら私は一番てっぺんの左 |
やっと登りきった!下界に松明をかざしてみる。
幻想的だなあ |
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20分ほど待たされ、午後7時
N村さんが「てんくわー」と雄叫びを上げた。ふざけているのかと思っていたら右の方から点火が始まっていた
点火を終えた勇者は左へ逃げてきた |
いよいよ私の番だ、松明を護摩木の中の燃しつけ布に傾けた・・・ついた! |
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自分のつけた火を見守る有志たち |
やがて護摩木は赤々と炎を上げ始めた、こりゃ山火事みたいだ |
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見上げると役場の若手職員が備え付けの水道を使って護摩木周辺に水をかけている |
横をみるともう一人、いやーいい働きしているなあ
中には山火事を経験している職員もいて動きはnice!
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すると、「ぴゅおー!」と夜空に白火が上った |
打ち上げ花火だ! |
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なったってスターマインが真横でドカーン! |
花火を横目に山肌をくだる・・・見上げるとこの通り |
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勝沼町の人間文化財のmさんも久方ぶりに見る、目の前の鳥居焼きに感無量 |
駐車場近くで花火を打ち上げていた、この迫力はスゲー
地対空ミサイルもこんな感じか・・・ |
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鳥居焼き拝み巡り
そして、これこそが私が実現させたかったこと・・・ |
実は数年前、ぶどう祭りでアンケートを実施し
その結果を知らせる広報特別号ぶどう祭りの編集長をやった
その時に自らチャリで調べた鳥居焼きのビューポイント
そいつを巡って見たかった
自ら積んだ護摩木に自ら点火し自ら探したビューポイントを巡り
ぶどう酒で乾杯!
でもぶどう祭りには朝市会でも出店したりパレードに参加したりでその後片付けが大変
きっと実現しないと思っていたら・・・大雨のため図らずも実現することになった!
だからこれが最初で最後の大チャンス! |
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最初は祝橋・・・本当は辻豊玉園さんの前を下ってお寺さんの近くまで行きたかったんだけど他も回りたいので断念
こちらには大勢に見物客がいらっしゃった |
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続いて岩崎保育園から東に300M
農道の3差路に小さな祠がある。
そこから望む鳥居焼き |
つづいて宮光園南50Mの広ーい空き地
ここにも石塔が積んであって・・そこから望む鳥居焼き |
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最後は綿塚大石神社裏駐車場(望遠にて)
とても小さいんだけど・・・風情があった |
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ささやかな慰労会・・・ |
○消え行く鳥居焼きを眺めながらささやかな慰労会を四季の里鶴田歯科さんの玄関先を勝手にお借りして・・・だってそこからしか鳥居焼きが見えないんだもん、座って。
○ただならぬ話し声に鶴田歯科先生がそっと外の様子をうかがった。そこには得体の知れない二人が酒を酌み交わしている
○「人の玄関先で何をしている!!」と怒鳴りたい気持ちと絡まれちゃかなわない。という気持ちが入り混じった、どちらかというと血の気の多くない鶴田歯科先生はすすっと見えなくなってしまった。
○すぐさま電話をかけて「私です、ちょっと入口借りてます」と事情を話すと安心したように「不良高校生がたむろしてるんじゃないかと思った・・・」とほっと胸をなでおろしたようであった
○先生ごめんなさい・・・でも私もうすでに患者さんを5人も紹介していますから。許してね。 |
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