かつぬま朝市ワインセミナーレポート by篠原
第10回ワインセミナー 20070701



講師 大山ソムリエ
アシスタント 三森、高島


●参加者 南アルプス市2名、東京2名、勝沼1名


●ワインリスト
1、シャンテ巨峰ロゼ(株)ダイアモンド酒造
2、シャンテデラウエアー ドライ2006
3、朝市ワイン 狐原 甲州2005 chジュン
4、朝市ワイン 狐原 ベリーa 2005 chジュン
その他ジュース、緑茶



●料理
1、桃(生)
2、桃、みかん缶詰の寒天ゼリー
3、ピクルス
4、味噌田楽
5、トマト
6、パン+ペースト



●セミナーの内容
1、甲州ぶどうのお話し
2、甲州ワインのお話し
3、ワインのティスティングの方法
4、お料理との相性


梅雨の真っ只中。朝早くから雨が降り続く。
それでもありがたいことに5名の方が参加してくださいました。今回私篠原は、所用のため、準備のみしか参加できません。アシスタントを、ワインが大好きな三森さんと高島さんにお願いしました。以下のレポートは皆さんから聞いた話をまとめたものです。

今回のワインのテーマは「7月の季節にあったワイン」。桃やサクランボなど、おいしいフルーツが出回る季節ということで生の桃とワインをあわせてみました。桃は朝市会の小澤さんが自分ちの畑から取って来てくださったもの、この上なく新鮮です。桃の甘味と上品な巨峰のロゼの甘みがマッチして大好評だったようです。また大山ソムリエから「桃をサイの目に切ってグラスに、ロゼワインを注ぐ」という提案もありました。

また暑い季節におすすめのワインとしてデラウエアーのドライ(辛口)タイプのワインを用意しました。デラウエアー種は一般的には甘口タイプが多いのですが、これは酸がキリっと効いているパンチのある辛口ワインです。実は今回このワインから素晴らしいことを教わりました。大山ソムリエにデラウエアーに「デラウエアーのドライはいかがでした?」とたずねたら「ピクルスとか甘みそ(酢が入っている)に本当に良く合うね」と言われました。私も早速試してみたら、まさにピッタンコのマリアージュ(相性)でした。ワインとお料理、もちろん単品でも良いのですが、両方が組み合わさって更においしさが倍増する、これがワインの素晴らしいところですね。

この他に穏やかな味わいの朝市ワインも味わいながら少人数でゆったりとした時間を楽しまれたようです。又お帰りの際には残ったおつまみのお裾分けの大サービスもあったようです。雨の日の朝市ワインセミナーは案外隠れた穴場かもしれないですね。