世界で一番フレッシュな100%ブドウジュース
誕生秘話(その2)
さっそくジュースをつくるぶどうの確保だ。小澤氏に相談すると「仕入れコストがかかりすぎて無理」とのこと。いきなり挫折か・・それでもメゲズ知り合いの農家に聞いてみたが皆同じ答え。

半分あきらめていたころ近所の農家でワイン用に作っているぶどうがあるとのこと。あまり出来が良くないのでいくらでもいいから使ってよい。

やった!また小澤氏も消防団で培ったネットワークを駆使してのジュース用ぶどう探し。数日後仕事中に小澤氏から電話が入った「今日の夜、空けておいて。ぶどうをもぎに行くから」聞くと町の消防団長も務めた町会議員さんが我々の趣旨に賛同して無料で提供してくれるとのこと。

もぎかごを持って議員さんの家に向かった。小澤氏の手には今回のお礼、例の辛味みそ。畑を案内してもらい「この辺のやつはどれでも持ってっていいぞ」ありがたや。ありがたや。

でもちょっと待てよ・・今勝沼町ではぶどう泥棒なるものが出没して厳戒態勢をしいている最中、怪しげな男が二人暗い中、モゾモゾとぶどうをもいでいる姿はいかにもである。蚊対策とぶどう泥棒に間違わられない様にタオルをかぶったら更に本物のぶどう泥棒っぽくなってしまった。

小澤氏に私の不安を打ち明けると「デラウエアーは盗まれない」とのこと。安心してタオルを外したらホテッコサ蚊に食いつかれた・・・まだつづく
平成15年9月
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